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民間月面探査機を最短で2022年11月に打ち上げへ宇宙開発

ispaceは、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1において、最短で2022年11月に打ち上げを実施する。同年6月からは、振動試験や熱真空試験、機能試験といった最終試験を進めている。

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 ispaceは2022年7月20日、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1において、最短で同年11月に打ち上げを実施すると発表した。

 同ミッションでは、同年5月にランダー(月着陸船)のフライトモデルの組み立て作業を完了した。2022年6月からは、振動試験や熱真空試験、機能試験といった最終試験を進めている。

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ランダーのフライトモデルの組み立て作業[クリックで拡大] 出所:ispace

 ランダーは同年9月に全ての試験を終えた後、打ち上げ予定地のフロリダに輸送されて最終準備に移行する計画だ。また、打ち上げ後の運用に備えるため、ミッションコントロールセンターでは、起こり得る課題を想定したシミュレーション訓練を行っている。

 HAKUTO-Rのランダーは、上部にペイロードを搭載可能。日本特殊陶業の固体電池やMBRSC(UAEドバイの政府宇宙機関)の月面探査ローバー「Rashid」、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の変形型月面ロボットなど7種のペイロードを輸送する予定となっている。

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「HAKUTO-R」ミッション1ペイロード[クリックで拡大] 出所:ispace

 ミッション2の計画や搭載するペイロードは決定しており、追って公開する予定だ。また、ミッション3以降のペイロードサービスに関するさまざまな交渉を進めている。

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