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リコールの原因調査で稼働停止期間を延長、bZ4Xを生産する元町工場第1ライン:製造マネジメントニュース
トヨタ自動車は2022年7月11日、7月中の追加の稼働停止予定を発表した。「bZ4X」などを生産する元町工場(愛知県豊田市)の第1ラインで7月下旬も操業を停止する。生産台数への影響は4000台。7月のグローバル生産台数80万台は据え置いた。
トヨタ自動車は2022年7月11日、7月中の追加の稼働停止予定を発表した。「bZ4X」などを生産する元町工場(愛知県豊田市)の第1ラインで7月下旬も操業を停止する。生産台数への影響は4000台。7月のグローバル生産台数80万台は据え置いた。
bZ4Xのリコールに伴う原因調査のため、稼働停止期間を延長する。同モデルのリコールは2022年6月23日に届け出た。不具合の部位はタイヤを取り付けるハブボルトで、急旋回や急制動の繰り返しなどによってハブボルトが緩む可能性がある。そのまま走行すると異音が発生し、最悪の場合にはタイヤが脱落する恐れがあるため、当面の措置として全車両のユーザーに使用停止を要請。対策が決定次第、恒久対策を実施する。
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