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CAE解析結果の可視化を効率化するソフトウェアの最新版CAEニュース

プロメテック・ソフトウェアは、CAE解析結果を効率的に可視化するソフトウェアの最新版「SIMUNIMA ver3.0」を発売した。高品質なレンダリング動画制作、XRコンテンツの開発をサポートする。

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 プロメテック・ソフトウェアは2022年4月28日、CAE解析結果を効率的に可視化するソフトウェアの最新版「SIMUNIMA ver3.0」を発売した。高品質なレンダリング動画制作、VR(仮想現実)AR(拡張現実)/MR(複合現実)などのXRコンテンツの開発をサポートする。

 「SIMUNIMA」は、CAEソフトウェアの解析結果をCG編集ソフトウェアのデータに変換し、CG編集やレンダリングを可能にするソフトウェア。旧製品名は「Visualization Option」。最新のCG技術で可視化した解析結果は、プレゼンテーションや官能評価など、社内他部門とのデジタルレビューに効果的なさまざまな可視化表現を提供する。

解析結果をインタラクティブ操作できる3Dビュワーデスクトップアプリとして出力
解析結果をインタラクティブ操作できる3Dビュワーデスクトップアプリとして出力[クリックで拡大] 出所:プロメテック・ソフトウェア

 最新版に付属する「SIMUNIMA for Unity」は、変換処理の並列化(OpenMP)によりデータ変換処理を高速化。複数の物理量変換に対応した他、サーフェスのカラーマップ表示機能を備えた。

 また、SIMUNIMA for Unityは、新しいUnityバージョン「Unity 2020.3.30f1」に対応している。粒子表示機能や、クリッピングボックスによる断面表示機能を強化している。出力されるデスクトップアプリ(実行ファイル)では、GUIを改良。マテリアルや物理量の切り替え、フレーム表示と時間表示の切り替えに対応した。他に、カラーバー編集機能も搭載する。

 これらの機能追加、改良により、高度な解析結果の可視化や解析結果の評価に対応可能になった。可視化した解析結果の共有も容易になるため、活用の場が広がる。

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