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マツダが4月下旬に4日間の操業停止、中国での新型コロナ拡大で:工場ニュース
マツダは2022年4月15日、広島本社工場(広島市南区)と防府工場(山口県防府市)の操業停止予定を発表した。
マツダは2022年4月15日、広島本社工場(広島市南区)と防府工場(山口県防府市)の操業停止予定を発表した。
中国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大などにより、一部の部品調達に支障が出る見込みとなったためだ。操業停止期間は、4月21、22,25、26日の4日間となる。同社は4月4、5、14、15日の4日間も同じ要因で操業を停止している。
中国では2022年3月下旬ごろから新型コロナウイルス感染症の感染者が増え始め、4月15日には感染者数が5万3000人弱に達した。特に感染者数の多い上海市ではロックダウン(都市封鎖)が続いており、一部の報道では上海市の隔離区域外での感染者数を4月20日までにゼロにする目標だという。
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