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ブルーにピンクも、考えたい水素の「色」の意味製造マネジメント メルマガ 編集後記

色とりどり(?)です。

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 この記事は、2022年4月5日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 本メルマガの「編集部からのお知らせ」の項でも記載していますが、産業領域における脱炭素の最新情報をお届けする特集サイト「カーボンニュートラルへの挑戦 〜製造業は今、何をすべきか〜」がオープンしました。カーボンニュートラルを取り巻く産業界の動向や最新の取り組みをまとめて確認できるサイトです。製造業をはじめとする産業領域に関わる方は是非、ご覧になってみてください。

 さて、話題は変わりますが、皆さんは水素の「色」をご存じでしょうか。当然、ほとんどの人は化学的性質として、水素が無色透明であることを知っているかと思います。しかし、脱炭素、カーボンニュートラルの文脈では水素にいくつかの「色」が付けられているのです。「グリーン水素」「ブルー水素」といった言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。グリーン水素とは再生可能エネルギー由来の電力で生成されたもの、ブルー水素はCO2回収/貯留プロセスを伴う、天然ガスなど化石燃料由来のものを指します。グリーン水素はCO2フリーですが、ブルー水素は水素製造プロセス全体で見ると、実質的にCO2を排出していない(カーボンニュートラル)と見なせます。このように水素の「出自」によって、区別が付けられているのです。

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