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中厚板の高速かつ高品質な加工を可能とする2次元ファイバーレーザー加工機:工作機械
ヤマザキマザックは、中厚板の高速かつ高品質な加工に対応する、2次元ファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX 3015 NEO」の販売を開始した。ビームの径と形状を制御する独自機能や15kWの高出力発振器を搭載し、生産性を向上する。
ヤマザキマザックは2022年2月28日、中厚板の高速かつ高品質な加工に対応する、2次元ファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX 3015 NEO」の販売開始を発表した。半導体製造設備向け厚板部品の加工需要や、建設機械、農業機械向け中板部品加工の高速化の要求に応える。
一般的なファイバーレーザーは、レーザービームの焦点面積が炭酸ガスレーザーと比較して小さいため、薄板の高速加工を得意とする。OPTIPLEX 3015 NEO は、ビームの径と形状を制御する独自機能により、炭酸ガスレーザーを上回る焦点面積を得られる。さらに、15kWの高出力発振器を搭載することで、中厚板の高速かつ高品質な加工に対応する。
ファイバーレーザー発振器の特徴である高いエネルギー変換効率は維持しており、同サイズの炭酸ガスレーザー加工機との比較において消費電力を6割削減する。
新型CNC装置「MAZATROL SmoothLx」を搭載し、視認性の高いワイドスクリーンにより、直感的な操作が可能だ。オプションで操作盤上部にデュアルモニターを設置でき、生産支援ソフトや機内カメラ映像を表示することで、段取り作業などの効率化を図れる。
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