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6畳の試験空間で帯電微粒子水の新型コロナウイルスに対する抑制効果を確認:医療機器ニュース
パナソニックと日本繊維製品品質技術センターは、約6畳という広い試験空間で、ガーゼに付着させた新型コロナウイルスに対する「帯電微粒子水(ナノイー)」技術の抑制効果を実証した。
パナソニックは2022年3月1日、約6畳(24m3)の試験空間で、ガーゼに付着させた新型コロナウイルスに対する「帯電微粒子水(ナノイー)」技術の抑制効果を実証したと発表した。付着した新型コロナウイルスの抑制効果を生活空間に近い広さの試験空間で検証したのは、世界初だという。実証試験は、日本繊維製品品質技術センターと共同で実施した。
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実験では、約6畳の密閉した試験空間に、新型コロナウイルス(デルタ株)を付着させたガーゼと帯電微粒子水発生装置を設置し、送風機により帯電微粒子水を空間内に拡散させた。8時間後にウイルスの感染価を測定したところ、99.8%の抑制効果が確認された。
帯電微粒子水は、空気中の水分を集めて高電圧をかけることで生成する、OHラジカルを含む水のナノ粒子だ。
パナソニックでは、これまでに45Lという小空間において従来型の新型コロナウイルスや4種の新型コロナウイルス変異株に対する抑制効果を実証している。しかし、生活空間のように広い空間では実証されていなかった。なお、今回の実証は、密閉された試験空間で実施したため、実際の生活空間での効果を検証したものではない。
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