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5相ステッピングモーターを採用した、中空ロータリーアクチュエーターを発売FAニュース

オリエンタルモーターは、5相ステッピングモーターを採用したロータリーアクチュエーター「DH」シリーズを発売した。中空穴にエア配管や配線を通せる構造で、装置先端の設計の簡素化や小型、軽量化に貢献する。

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 オリエンタルモーターは2022年2月7日、5相ステッピングモーターに中空ローター、中空フランジを採用したロータリーアクチュエーター「DH」シリーズを発売した。取付角寸法が28mmの「DHM28PAK2」と42mmの「DHM42PAK」2種類を提供し、価格はそれぞれ3万5200円、3万4000円(税別)となっている。

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左から「DHM42PAK」「DHM28PAK2」と、別売りのCVDドライバ[クリックで拡大] 出所:オリエンタルモーター

 DHシリーズは、中空穴にエア配管や配線、光線を通せる構造となっており、装置先端の設計の簡素化や小型、軽量化に貢献する。また、中空フランジには負荷を直接取り付けられ、可動部周辺の部品点数の削減や、組み立て、取り付け精度の調整時間の短縮にもつながる。

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中空ローター、中空フランジを採用 出所:オリエンタルモーター
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可動部周辺の部品点数削減が可能 出所:オリエンタルモーター

 5相ステッピングモーターによる、高精度な位置決めや微細な動作の繰り返しが可能。DHM28PAK2の静止角度誤差は±0.33度、繰り返し位置決め精度は±0.15度、DHM42PAKの静止角度誤差は±0.11度、繰り返し位置決め精度は±0.05度となる。

 別売りのCVDドライバと組み合わせると、マイクロステップ機能やスムースドライブ機能により、低速運転時の振動を抑えたなめらかな動作が可能になる。

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