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IoT化を低コストで実現、デバイスに可視化サービスなどまとめた新サービス製造業IoT

SB C&Sは2022年1月18日、IoT(モノのインターネット)開発ボードなどを手掛けるobnizと共同で、センサーなどデバイスやサービスをパッケージ化したセンサーソリューション「Sense Connect」を開発したと発表した。

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 SB C&Sは2022年1月18日、IoT(モノのインターネット)開発ボードなどを手掛けるobnizと共同で、センサーなどデバイスやサービスをパッケージ化したセンサーソリューション「Sense Connect」を開発したと発表した。また同製品を用いたサービスパッケージの第1弾として、食品衛生管理で活用する「Sense Connect for HACCP 温度管理」を同日より提供開始した。料金プランは拠点数無制限プランと1拠点プランの2つがあり、初期費用はいずれも2万6300円、月額費用はそれぞれ3万500円/2500円(税別)。


Sense Connectのダッシュボード画面[クリックして拡大] 出所:SB C&S

 Sense Connectは、管理したい機器や場所に取り付けるBluetooth搭載の各種センサーと、obnizのIoT用ゲートウェイなどのデバイス、データの可視化や通知といったクラウドサービスをパッケージ化しており、企業のIoT化をワンストップかつ低コストで実現する。導入後の手間の掛かるBluetoothセンサーのファームウェア更新は、IoT用ゲートウェイを通じてクラウドに格納しているファームウェアを用いて一括で実施でき、管理コストも削減できる。データは、Wi-Fiや携帯電話の無線通信を利用することで、ユーザーのPCやタブレット端末上で、可視化ツールやメールなどの通知機能を通じて確認可能だ。

 Bluetoothセンサーを使用することで、IoT導入に掛るセンサー機器代や消費電力、通信コストを抑えられるようになったという。また、ゲートウェイの分かりやすい設置や導入マニュアルを用意していることに加えて、作業工程が多くなりやすいゲートウェイへのセンサーの登録を、QRコードやゲートウェイの自動認識機能で対応できるようにするなど、IoT環境を導入しやすい仕様にしている。


Sense Connectのゲートウェイ外観[クリックして拡大] 出所:SB C&S

 Sense Connect for HACCP温度管理では、HACCPに基づく衛生管理で重要な温度管理を自動化できる。冷蔵庫に低価格で簡単に取り付け可能なセンサーを設置することで、冷蔵庫内の温度を自動で計測し、離れた場所からPCやスマートフォンで計測データを確認できる。異常値の場合は管理画面やメールでのアラート通知を行う。また、時系列データの帳票作成や、複数台、複数拠点の一括管理にも対応する。

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