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5軸制御立形マシニングセンタの自働化パッケージ、無駄なアイドリング時間を削減:FAニュース
牧野フライス製作所は、5軸制御立形マシニングセンタ「DA300(自働化パッケージ)」を発売した。作業者の負担の軽減と生産性の向上を両立し、無駄なアイドリング時間を削減する。
牧野フライス製作所は2021年10月20日、5軸制御立形マシニングセンタ「DA300(自働化パッケージ)」を発売した。作業者の負担の軽減と生産性の向上を両立し、無駄なアイドリング時間を削減する。国内定価は7200万円(税別)で、出荷開始は2022年4月を予定。販売目標は年間100台とする。
機械本体と一体化した、工具自動交換装置(ATC)とワークストッカ40棚により、最小のスペースで最大の生産性を提供する。標準でスケジュール管理ソフトも搭載しており、作業を機械前で完結できる。
「ポリゴンテーパ方式」パレットを採用し、信頼性に加え、3D方向での位置誤差を最小化する。シンプル、コンパクトな形状で、容易にワーク干渉なども把握でき、プログラム作成時の負担を軽減する。また、発生する切りくずを自重で落下することでオペレータの清掃作業を解消し、機械の停止時間を最小化する。
XYZ軸の移動量は450×620×400mm、A軸の移動量は150度(−120〜+30度)、C軸の移動量は360度。最大ワークサイズは360×285mm(ワークストッカ最上部のみ360×300mm)で、最大積載質量は60kg、機械本体は3753×6058×2835mmとなっている。
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