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三菱電機が技術資産の一部をオープン化、社外共創を推進する活動を開始知財ニュース

三菱電機は、同社が所有する技術資産を公開し、パートナー企業との共創を推進する「Open Technology Bank」活動を開始した。技術資産をWebサイト上で公開し、さまざまな業種、領域にライセンス提供していく。

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 三菱電機は2021年10月12日、同社の技術資産を公開し、パートナー企業との共創を推進する「Open Technology Bank(オープンテクノロジーバンク)」活動を開始した。より多くの業種、領域で社会課題の解決に貢献する技術を活用してもらい、サステナブルな未来の実現を目指す。

 同社は、家電から宇宙まで、幅広い分野で豊富な技術資産を保有している。この技術資産をWebサイト上で公開し、さまざまな業種、領域にライセンス提供することで、パートナー企業など社外との共創を進める。

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「Open Technology Bank」活動イメージ[クリックで拡大] 出所:三菱電機

 Webサイト上には、技術概要や活用イメージも併せて掲載する。対応する課題やテーマに即した検索用タグを各技術に付与しており、ニーズに合った検索が可能だ。ライセンス契約については、問い合わせフォームから相談できる。

 現在は、「プラスチックマテリアルリサイクル技術」「マイクロバブル洗浄技術」「風計測ライダー:遠隔から風の分布を見る技術」「視覚障がい者向けリモコン・操作技術」など、計21件の技術を掲載している。

 こうした知的財産を起点に社外連携を進めることで、パートナー企業の新製品、新サービスの開発を支援し、新たな価値とビジネスの創出を目指すとしている。

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