ニュース
コロナ収束後に再転職したい人の65%が「現在と異なる職への転職」を希望:キャリアニュース(2/2 ページ)
マイナビが「転職活動における行動特性調査2021年版」の結果を発表した。転職活動した人は前回調査より増加したが、転職できた人は減少していた。また、コロナ収束後に再転職したい人のうち、65%が「現在とは異なる職に転職したい」と回答した。
副業、兼業の必要性や男性の育休取得も調査
現在の勤務先での副業、兼業の認可率と実際の実施率も調べた。「認可率」は37.8%、「実際の実施率」は29.5%だった。認可率、実施率ともに最も多かった業種は「IT、通信、インターネット」で、「認可率」が49.8%、「実施率」が37.8%となっている。
また、今後の副業、兼業の必要性について尋ねたところ、84.5%が「必要性が高まると思う」と回答。業種別でも全ての業種で7割以上が「必要性が高まる」と回答している。
男性の育児休暇の取得については、「現在、取得できると思う」と回答したのは45.1%、「法改正後、取得できると思う」は47.1%だった。法改正の前と後で差が2.0ptしかなく、2022年4月の法改正施行による男性育休取得への期待値は低いことがうかがえる結果となった。
「男性が育休取得しやすい企業の印象」は、74.4%が「好印象」と回答。年齢や性別で見ると、特に「男性30代」や「女性20代」「女性30代」といった若い層で高くなっている。「男性育休が取得しやすいことは転職先の選択肢として重要となるか」という質問に対しては、52.5%が「重要となる」と回答。年齢、性別で見ると「男性20代」「男性30代」が高く、6割を超えていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本は「仕事に喜びや楽しみを感じている」が77.1%、116カ国中95位
パーソルホールディングスとWell-being for Planet Earthは、パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現度を測る調査結果を発表した。日本は「仕事に喜びや楽しみを感じている」と77.1%が回答し、世界116カ国中で95位だった。 - 「コンサル型エンジニアリング」という新しい発想
ある大手メーカーのエンジニアが、さまざまな紆余(うよ)曲折を経て、新たなキャリアとして経営コンサルタントになるまでのいきさつを描く本連載。第3回は、派遣エンジニアとして転職したVSNで新たな施策として打ち出された新サービス「バリューチェーン・イノベーター(VI)」の当初の状況について紹介する。 - コロナ禍で分かった「なくてよかったもの」、1位は「対面での会議」
エン・ジャパンが、「コロナ禍で分かった なくてよかったもの、必要になったもの」についての調査結果を発表した。調査対象である人事担当者の45%が、新型コロナ対応によって分かった「なくてよかったもの」として「対面での会議」を挙げた。 - 「中間管理職に向いていない」と約6割が回答、つらいのは「板挟み」
ビズヒッツが「中間管理職がつらいと思う瞬間」に関する意識調査の結果を発表した。中間管理職がつらいと思う瞬間の1位は「板挟みになるとき」で、64.7%が、自分は中間管理職に「向いていない」と回答した。 - 育児休暇の実態調査、男性は「取得した」が1割、「取得したい」が6割
ランクアップが「子育て世帯の育児休暇の実態」に関する調査結果を発表した。男性回答者のうち、育児休暇を「取得したことがある」のは1割で、約6割が「取得したいと思ったことがある」と回答した。 - 2021年転職意識調査、約9割が転職経験あり、約7割が転職を検討
ライボが「2021年 転職意識調査」の結果を発表した。「転職経験あり」と87.9%が回答し、現在の転職意識を尋ねたところ、67.7%が転職を検討していた。また、コロナ禍前に比べて、転職への意識が変わったと36.2%が回答した。