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精密切削加工で作られた金属製メカニカルベーゴマに入門モデル登場デザインの力

スピニングトップは、CNC複合旋盤を用いた精密切削加工技術によって製造した金属製組み立て式メカニカルベーゴマ「メカベー」シリーズのエントリーモデル「メカニカル・ベイ」を2021年9月1日から販売開始する。

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 スピニングトップは2021年8月20日、CNC複合旋盤を用いた精密切削加工技術によって製造した金属製組み立て式メカニカルベーゴマ「メカベー」シリーズのエントリーモデル「メカニカル・ベイ」を同年9月1日から販売開始すると発表した。販売価格(税込み)は2640円。

金属製組み立て式メカニカルベーゴマ「メカベー」シリーズのエントリーモデル「メカニカル・ベイ」
金属製組み立て式メカニカルベーゴマ「メカベー」シリーズのエントリーモデル「メカニカル・ベイ」 ※出典:スピニングトップ [クリックで拡大]

 日本古来から伝わるベーゴマを題材に、誰でも簡単に長時間回すことができ、バトルやタイムトライアルなどをもっと身近に、気軽に楽しんでもらいたいという思いからメカベーシリーズは誕生した。バトル系や金属美を楽しむフィギュア系など複数の製品をラインアップ。また、カスタマイズ専用パーツやバトルリングなども取りそろえる。

CNC複合旋盤を活用して同軸度を追求

 メカベーシリーズの製造には、同社が外科用医療機器開発で培ってきた精密切削加工技術が生かされている。メカベーシリーズの本体や構成部品は複雑な形状をしているため、部品の側面、前方、後方からの加工が必要となる。コマを長時間、高速に安定して回すためには寸法精度(同軸度)が求められるため、同社ではこれらの加工を1台の機械で行えるCNC複合旋盤を活用することで同軸度を追求し、高速回転させても振動発生することなくスムーズな回転を生み出せるコマを実現した。

 新たに登場したエントリーモデルのメカニカル・ベイはステンレス製で、ひもを簡単に、確実に巻くことができる「ひも巻き構造」と本体内部の空洞部に硬貨などを入れて重量を調整できる「重量調整構造」(いずれも特許取得済み)を備えるバトル用のモデルで、従来の鋳物製ベーゴマと同等のサイズ(外径37mm、全高20mm、重量53.5g[アルミニウム製銘板(1枚)含む])を実現。高速で8分間以上回し続けることが可能だという。外周部は6カ所のハンマー部を備えた変則12角形、ステンレス製なのでバトル時に傷が付いてもヤスリなどで修正できる。本体と銘板の他、専用ひも1本、取扱説明書1部が付属する。

従来の鋳物製ベーゴマと同等のサイズを実現した
従来の鋳物製ベーゴマと同等のサイズを実現した ※出典:スピニングトップ [クリックで拡大]

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