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EVの絵文字のアイデアを募集、入賞作品はユニコード・コンソーシアムに提出:電気自動車
ABBとメディア企業のGreen.TVは2021年8月10日、電気自動車(EV)の絵文字を公募すると発表した。
ABBとメディア企業のGreen.TVは2021年8月10日、電気自動車(EV)の絵文字を公募すると発表した。入賞作品は、スマートフォンや各種アプリなどで使用する絵文字を標準化しているユニコード・コンソーシアム(Unicode Consortium)に提出する。
EVをはじめとする電動モビリティの重要性を伝える「世界EVデー」に合わせて、EVの絵文字を募集する「EVmojiコンテスト」を開催する。対象は6〜16歳で、国籍に制限はない。EVの絵文字として提案したい絵や写真、デジタルグラフィックを制作し、ハッシュタグ「#EVmoji」を付けて、FacebookやInstagram、LinkedIn、Twitterの本人もしくは保護者のアカウントで投稿すると応募が完了する。
募集期間は8月20日までで、2021年の世界EVデーである9月9日に受賞者を発表する。審査はABBとGreen.TVの他、フォーミュラEに参戦した実績のあるレーシングドライバーのシモーナ・デ・シルベストロ氏で実施する。
ユニコード・コンソーシアムは、テキストや絵文字を異なるデバイスでも同じように表示させることを目的に活動している。絵文字には流行が随時取り入れられる他、人種や肌の色、性別など多様性(ダイバーシティー)への配慮や、政治動向などが反映される。
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