開発システムに合わせたソフトウェアのテスト自動化支援サービスを提供開始:組み込み開発ニュース
テクマトリックスは、ソフトウェアのテスト支援や第三者検証のために「テスト支援・検証サービス」の提供を開始した。テストツール販売実績を生かして、機能テスト、APIテスト、負荷テストなどの自動化を支援する。
テクマトリックスは2021年7月6日、ソフトウェアのテスト支援や第三者検証のため、「テスト支援・検証サービス」の提供を開始した。テストツール販売実績とエンジニアの豊富な経験を生かし、機能(UI)テスト、APIテスト、負荷テストなどの自動化支援、ソフトウェア品質の分析サービスを提供する。
「機能テスト自動化支援、テスト請負」は、機能テストや回帰テストのプラン策定や実装、テストにも対応する。
「APIテスト自動化支援、テスト請負」は、DXのデータ連携用のAPI開発と利用に関する機能テストと回帰テストのプラン策定を支援し、テストにも対応する。どちらも、テストスクリプトの作成やテストシナリオの棚卸し、自動化範囲の策定、テストツール運用のための教育などフォロー体制を備える。
「負荷テスト自動化支援、テスト請負」は、ロードテスト、ストレステスト、パフォーマンステスト、スパイクテストに関するプラン策定から実装、報告まで支援する。顧客に代わって負荷テストを担当し、システム性能やボトルネックなどを報告するサービスだ。
「ソフトウェア内部品質分析」は、構造解析や静的解析などから顧客ソフトウェアの再利用性や保守性を評価する。
これらのサービスでは、同社のエンジニアが第三者目線で対応し、開発システムに適した自動化方法を提案する。さらに、トレーニングや手順書でフォローすることで、顧客自身による運用を見据えたテスト自動化のベース作りを支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- C/C++言語対応テストツールの新バージョン、AIサポート機能などを追加
テクマトリックスは、Parasoft CorporationのC言語およびC++言語対応テストツールの新バージョン「C++test 2020.2」の販売を開始した。AIサポート機能やカバレッジアドバイザー機能などが加わっている。 - AIによるレポーティング機能を搭載、Java対応テスト自動化ツールを販売開始
テクマトリックスは、Parasoft開発のJava対応テスト自動化ツール「Jtest 2020.1」を発売した。新たにAIを利用したレポーティング機能を搭載。同時に、「Jtest プロジェクトパッケージ」も販売している。 - アーキテクチャ分析ツールの最新版、製造業のソフトウェア開発向け機能を追加
テクマトリックスは、アーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版「Lattix 11」の販売を開始した。グローバル変数と関数の依存関係をCRUD図に似たマトリクス形式で表現する機能など、製造業でのソフトウェア開発向け機能を追加している。 - AUTOSAR C++14対応を強化した、C/C++言語対応テストツールの最新版
テクマトリックスは、Parasoftが開発したC言語、C++言語対応テストツールの最新版「C++test 10.4.3」の販売を開始した。車載ソフトウェア向けの「AUTOSAR C++14 Coding Guideline」への対応を大幅に強化している。 - 商用バイナリ差分アップデートツールを発売
テクマトリックスは、Pocket Softが開発した商用バイナリ差分アップデートツール「RTPatch」を発売した。アップデートされた新データと旧データとの差分をパッチファイルとして作成・配布する。 - ソフトウェアの開発を効率化するWebベースのテスト管理ツール
テクマトリックスは、Gurock Softwareが開発したソフトウェアテスト管理ツール「TestRail」の国内販売を開始した。Webベースのため、テストケースおよび結果の登録・検索、追跡作業が効率的に実施できる。