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アーキテクチャ分析ツールの最新版、製造業のソフトウェア開発向け機能を追加:組み込み開発ニュース
テクマトリックスは、アーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版「Lattix 11」の販売を開始した。グローバル変数と関数の依存関係をCRUD図に似たマトリクス形式で表現する機能など、製造業でのソフトウェア開発向け機能を追加している。
テクマトリックスは2020年7月20日、Lattix製のアーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版となる「Lattix 11」の販売を開始した。
Lattixは、アプリケーションやデータベースに含まれる構造と依存関係を分析して可視化するツールだ。バージョン11では、製造業でのソフトウェア開発向け機能が追加されている。
具体的には、グローバル変数と関数の依存関係をCRUD図に似たマトリクス形式で表す「Read/Write マトリクスビュー」や、コード変更時の影響度を数値化するメトリクス、C/C++のポインターおよびグローバル変数に関連した依存関係の可視化などの機能が実装された。
さらに、検出したアーキテクチャルール違反をJIRAに登録するJIRA連携機能や、Lattixの解析結果を統合品質管理ツール「SonarQube」上で表示できるSonarQube連携プラグインも搭載されている。
同社では、Lattix 11の販売に加えて、Lattixなどの解析ツールを用いたCI環境構築サービスや、ソフトウェアの構造上のリスクを評価するソフトウェア分析レポート作成サービスも開始する。なお、同社で保守サービスを契約しているLattixユーザーには、最新版が無償で提供される。
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