C/C++言語対応テストツールの新バージョン、AIサポート機能などを追加:組み込み開発ニュース
テクマトリックスは、Parasoft CorporationのC言語およびC++言語対応テストツールの新バージョン「C++test 2020.2」の販売を開始した。AIサポート機能やカバレッジアドバイザー機能などが加わっている。
テクマトリックスは2021年1月27日、ParasoftのC言語およびC++言語対応テストツールの新バージョン「C++test 2020.2」を発売した。発売日において同社の保守サービスを契約しているユーザーは、C++test 2020.2を無償で利用できる。
C++testは、静的解析や単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー機能などを搭載したテストツールで、組み込みソフトウェアやミドルウェアなどの開発に用いられている。
C++test 2020.2では、検出した違反を修正すべきかどうかの予測を行うAI(人工知能)サポート機能を搭載。ワンステップ操作でソースコードの任意の行のカバレッジに必要なテストのパラメーターや、事前条件を把握できるカバレッジアドバイザー機能も追加した。
また、2020年2月にリリースされた「MISRA C:2012 Amendment 2」に完全対応したほか、C++17やC++20にも新たに対応。Dockerコンテナへのインテグレーションも簡略化している。
さらに、「Vx-toolset for TriCore C/C++ Compiler 6.3」「Wind River Clang 8.0.x」「ARM Compiler 6.14」などのコンパイラを正式サポートに追加した。「Visual Studio Code」 へのプラグインもサポートしたため、エディタ上で解析を実行できる。
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