CEATECが2年連続でオンラインのみ開催に、緊急事態宣言の延長を受け:CEATEC 2021
JEITA(電子情報技術産業協会)は、2021年10月19〜22日に開催予定の「CEATEC 2021(シーテック 2021)」について、当初予定していた幕張メッセとオンラインを組み合わせたハイブリッドの開催形式を変更し、前回の「CEATEC 2020」と同様にオンラインのみで開催することを決定した。
JEITA(電子情報技術産業協会)は2021年6月7日、同年10月19〜22日に開催予定の「CEATEC 2021(シーテック 2021)」について、当初予定していた幕張メッセとオンラインを組み合わせたハイブリッドの開催形式を変更し、前回の「CEATEC 2020」と同様にオンラインのみで開催することを決定したと発表した。オンラインのみ開催となったCEATEC 2021の詳細は6月中旬に改めて発表される予定である。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、首都圏における緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などが2021年6月20日まで延長されている。JEITAは、このことを受け、安全・安心な環境の下で、来場者規模が4日間で約15万人に達するCEATECを幕張メッセで開催し、来場者と出展者が積極的な交流を図る環境を用意することが難しいと判断した。
前回のCETAEC 2020は、会期を2020年10月20〜23日の4日間としながらも、会期終了後も同年12月31日までオンデマンドで展示を視聴できるなど、オンラインの特徴を生かして開催された。「CEATEC - Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」をスローガンに、テーマエリアの「ニューノーマル」や個別の企業/団体が展示を行う「企業エリア」、スタートアップや大学・研究機関が集まる「Co-Creation PARK」という3つの展示エリアに356社/団体が出展した。
幕張メッセとオンラインの両会場をシームレスにつなげて開催する予定だったCEATEC 2021は、開催テーマを「つながる社会、共創する未来(英語表記:Connecting Society, Co-Creating the Future)」、スローガンを「ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC(英語表記:Cyber Physical Exhibition with/after COVID-19)」としていた。しかし、今回のオンライン開催のみへの変更を受けて、スローガンは前回のCEATEC 2020と同じ「CEATEC - Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」に変更されている。
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