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現場の設備やマルチセンサーの情報を一元管理できるセミカスタムメイド製品:FAニュース
新東工業は、センサーデータや設備の状態をまとめて可視化し、制御できる「C-BOX」を発売する。活用が困難だったマルチベンダーの無線センサーのデータをプログラムなしでまとめ、製造現場の自動化、IoT化を促進する。
新東工業は2021年5月11日、センサーデータや設備の状態をまとめて可視化し、制御できる「C-BOX」を発表した。同月から発売する。
C-BOXは、C-BOX本体、C-BOXモニター、データ割り付け表で構成される。マルチベンダーの無線センサーリストから顧客が選択するだけで、センサーデータ、モニター画面、現場のコントローラーをつないで、セットアップした状態で提供するセミカスタムメイド製品だ。
これまで現場での活用が困難だったマルチベンダーの無線センサーのデータをプログラムなしでまとめ、データのモニターとコントローラーの両方に活用できる。センサーは積層表示灯情報、開け閉めセンサー、電流センサー、CO2センサーなど17種類に対応し、今後、拡大する予定だ。また、センサーデータが閾値を超えた場合の警告など「お知らせ機能」を備える。
生産現場の付帯設備をネットワークで1つにまとめ、設備の状態監視や一括制御をするほか、設備の交換時期や動作回数などを知らせる機能も内蔵しており、現場の自動化、IoT(モノのインターネット)化を促進する。接続可能な設備は、同社グループが提供する電動シリンダーやコンベアなどで、今後、順次対象設備を増やしていく。
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