ニュース
AI、IoTを活用した商品やサービスで企業のDXを支援する合弁会社を設立:製造マネジメントニュース
KDDIとオプティムは、2021年5月に合弁会社を設立する。新会社「DXGoGo」では、両社の強みを生かし、AIやIoTなどを活用した商品開発およびサービス企画を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する。
KDDIとオプティムは2021年4月20日、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などを活用した商品開発およびサービス企画を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための合弁会社設立を発表した。
両社が設立する新会社「DXGoGo(ディーエックスゴーゴー)株式会社」では、DXを支援する商品の開発に加えて、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルの企画や事業化も手掛ける。
両社は、以前からスマートデバイス管理サービスで長年協業してきた。これまでの協業で培った経験に基づき、KDDIと同社グループが有する5Gをはじめとしたデジタルおよびネットワーク技術、オプティムの強みであるAI、IoTを活用したビジネス開発力を生かして企業のDXを支援する。
DXGoGoの設立は同年5月を予定する。資本金は1億円で、株主構成はKDDIが51%、オプティムが49%となっている。
関連記事
- KDDIとデンソー、自動運転への5G活用に向けた共同検証
KDDIとデンソーは共同で、車両の自動運転に5Gを活用する検証を開始した。デンソーの研究開発拠点「Global R&D Tokyo, Haneda」内のテスト路に5G通信環境を整備し、車両や周辺状況を効率良く把握するシステムを検証する。 - オプティムのAI・IoTプラットフォームは「1つのベンダーにロックインされない」
オプティムは、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3〜6日、幕張メッセ)において、同社のAI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」の活用事例を紹介した。 - 製造業がDXを進める前に考えるべき前提条件と3つの戦略
製造業にとっても重要になる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に注目が集まっている。本連載では、このDXに製造業がどのように取り組めばよいか、その戦略について分かりやすく紹介する。第1回の今回は、DXを進める中で必要になる前提条件と3つの戦略の概要について紹介する。 - いまさら聞けない「製造業のDX」
デジタル技術の進歩により現在大きな注目を集めている「DX」。このDXがどういうことで、製造業にとってどういう意味があるのかを5分で分かるように簡単に分かりやすく説明します。 - 製造業が「DX」を推進するための3つのステージ、そのポイントとは?
製造業のデジタル変革(DX)への取り組みが広がりを見せる中、実際に成果を生み出している企業は一部だ。日本の製造業がDXに取り組む中での課題は何なのだろうか。製造業のDXに幅広く携わり、インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)のエバンジェリストを務める他2019年12月には著書「デジタルファースト・ソサエティ」を出版した東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター 参事の福本勲氏に話を聞いた。 - データを世界の共通言語に、リアルタイムで製品収益を見える化する安川電機のDX
「データを世界の共通言語に」をスローガンとし「YDX(YASKAWA digital transformation)」として独自のデジタル変革(DX)を進めているのが、産業用ロボットやモーターなどメカトロニクスの大手企業である安川電機である。安川電機 代表取締役社長の小笠原浩氏に「YDX」の狙いについて話を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.