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クラウド版データ基盤ソリューションに中堅企業向けのプラン追加:製造ITニュース
ウイングアーク1stは、クラウド版データ基盤ソリューション「Dr.Sum Cloud」に、中堅企業など向けのエントリープラン「Entryライセンス」を追加する。手軽に導入できるため、スモールスタートや迅速かつ簡易的な導入に対応する。
ウイングアーク1stは2021年4月14日、クラウド版データ基盤ソリューション「Dr.Sum Cloud」に、中堅企業など向けのエントリープラン「Entryライセンス」を追加した。同年5月13日より提供を開始する。
Dr.Sum Cloudは、同社のBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」と連携して、クラウド上で高速集計や分析を実行するソリューション。ビュー設計やインポートタスクの設定、ユーザーの権限管理など、データ運用に関する機能が充実している。
従来は「Small」「Medium」「Large」の3ライセンスを提供していたが、今回新たに、中堅企業や部門単位での導入に適したEntryを新設した。手軽に導入できるプランで、スモールスタートや迅速かつ簡易的な導入に対応する。
Entryライセンスの月額利用料は15万円で、初期費用は50万円(いずれも税別)となる。また併せて、Dr.Sum Cloudと社内のさまざまなデータソースの統合やデータ更新を自動化する「Dr.Sum Connect Cloud」の提供も開始する。
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