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鋼管専門卸が情報資産活用のため、データ基盤や帳票電子化ソリューション導入:製造IT導入事例
ウイングアーク1stは、同社のデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」、帳票基盤ソリューション「SVF」およびドキュメント管理ソリューション「SPA」を鋼管専門問屋のニッコーが導入したと発表した。
ウイングアーク1stは2021年1月20日、同社のデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」、帳票基盤ソリューション「SVF」、ドキュメント管理ソリューション「SPA」を鋼管専門問屋のニッコーが導入したと発表した。
従来ニッコーでは、一部の限られたスタッフのみがExcelでデータを取り扱っていた。Dr.Sum導入後は、営業部門での予実管理や物流部門での在庫管理などを中心に活用。また、Webブラウザでデータ集計できる「Dr.Sum Datalizer for Web」によって簡単な操作で必要なデータが得られるようになり、スタッフの作業負荷が軽減し、より専門的な分析作業に集中できるようになった。
さらに、帳票を電子化してWebで開示するために、SVFおよびSPAをシステム基盤として導入。納品書や請求書に加えて、鋼材の性質や成分を証明するミルシート(検査証明書)の電子化に着手し、導入後は帳票の印刷量が半減した。2020年11月に電子帳票Web開示システムの構築を完了し、全国の拠点へ展開を進めている。
ニッコーでは今後、Dr.Sumと経費精算や会計システムとのデータ連携を検討する。また、SVFおよびSPAは、物流倉庫で導入予定のIoT(モノのインターネット)システムとの連携を検討している。
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