ニュース
日本限定スケルトンカラーのFDM方式3Dプリンタを発売:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは、FLASHFORGE JAPANのFDM方式3Dプリンタ「Adventurer3S」を発売した。日本限定のスケルトンカラーモデルで、稼働時の3Dプリンタ内部の様子を観察できる。
3Dプリンタ「Adventurer3S」登場、日本限定スケルトンカラー採用
APPLE TREEは2020年8月31日、FLASHFORGE JAPANの3Dプリンタ「Adventurer3S」を発売した。日本限定のスケルトンカラーモデルとなり、稼働時の3Dプリンタ内部の様子を観察できる。
FDM(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「Adventurer3」の最新機種で、基本的なスペックは踏襲しつつ、新たにフィルターを追加するなど安全面が向上している。外観デザインは、内部の構造を見られるスケルトンを採用している。
フィラメント検出機能を搭載しており、造形中にフィラメントが切れた時点で一時停止し、フィラメントを継ぎ足して造形を再開する。造形エリア(庫内)に200万画素のカメラを内蔵し、外出先からでも造形の様子を確認できる。ノズルは、ワンプッシュで簡単に取り外せる。
本体には、ブラックを背景色に使用した日本語タッチパネルを採用。直感的に操作できる。エアフィルターも搭載し、周囲に匂いを排出させづらい設計とした。
本体サイズは388×340×405mmで、最大造形サイズは150×150×150mm。本体の他に、電源ケーブル、フィラメント(1リール)、スケルトンUSBが付属する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 金属フィラメントにも対応する話題の3Dプリンタ「Adventurer3X」を試してみた
金属フィラメントにも対応する、デスクトップ型FDM方式3Dプリンタ「Adventurer3X」をご存じだろうか。特別にレビュー機をお借りできたので、今回は開封の儀と、ざっと使用してみてのファーストインプレッションをお届けする。 - 金属フィラメントに対応した3Dプリンタの“日本限定モデル”が10万円以下で
FLASHFORGEと同社の日本総代理店であるApple Treeは「TCT Japan 2020」に出展し、金属フィラメントに対応したデスクトップタイプのFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタ「Adventurer3X」の展示デモを披露した。 - 金属フィラメントの販売と脱脂・焼結サービスの提供を開始、ただし法人向け
APPLE TREEは、FLASHFORGE製3Dプリンタ「Adventurer3X」で使用可能な金属フィラメント「ステンレス316L」の販売と、同フィラメントを使用した造形物の「脱脂・焼結サービス」(有償)の提供を開始した。 - マスク用イヤーガードとフェイスシールド用パーツの3Dプリンタデータを公開
Apple Treeは、3Dプリンタで印刷できるマスク用イヤーガードとフェイスシールド用パーツのデータを無償公開した。長時間のマスク着用による耳の痛み軽減に活用できるなど、新型コロナウイルス対策を支援する。 - 3Dプリンタの可能性を引き上げる材料×構造、メカニカル・メタマテリアルに注目
単なる試作やパーツ製作の範囲を超えたさらなる3Dプリンタ活用のためには、「造形方式」「材料」「構造」の3つの進化が不可欠。これら要素が掛け合わさることで、一体どのようなことが実現可能となるのか。本稿では“材料×構造”の視点から、2020年以降で見えてくるであろう景色を想像してみたい。 - いまさら聞けない 3Dプリンタ入門
「3Dプリンタ」とは何ですか? と人にたずねられたとき、あなたは正しく説明できますか。本稿では、今話題の3Dプリンタについて、誕生の歴史から、種類や方式、取り巻く環境、将来性などを分かりやすく解説します。