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通信モジュールの機能強化により、コントローラーのネットワーク復元力を向上FAニュース

Rockwell Automationは、1756-EN4TRControlLogix EtherNet/IP通信モジュールファームウェアの機能を強化した。同モジュールにプライマリーおよびバックアップアダプターを使用することにより、ネットワークの復元力を向上する。

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 Rockwell Automation(ロックウェル・オートメーション)は2020年5月21日、1756-EN4TRControlLogix EtherNet/IP通信モジュールファームウェアの機能を強化したと発表した。

 1756-EN4TR通信モジュールは、1756 ControlLogixシャシーに、ユーザーやデバイスなどからネットワークベースのアクセス制御ができる機能を実装する。また、将来的にネットワークやインフラを拡張する際、拡張をサポートする機能を備える。これによりネットワーク化されたオペレーションの性能を向上する。

 同通信モジュールを、ControlLogixコントローラーや冗長スイッチと共に使用することで、単一障害点ではなくなる。その結果、石油、ガスなどの連続プロセスアプリケーションの稼働時間が延び、生産性向上につながる。

 さらに、ファームウェアを、単一のControlLogixコントローラーや冗長コントローラー、スターアーキテクチャ、デバイス・レベル・リング(DLR)アーキテクチャで拡張できるため、柔軟な設計に対応する。

 修正も容易で、既存の1756 I/Oシャシーを冗長アダプター用に変更可能だ。冗長アダプター用としてスロット0および1が使用できる。プライマリーおよびバックアップアダプターを使用すると、ネットワークの復元力(レジリエンシ)を向上する。

 冗長アダプターの新機能は、通信モジュールの最近のファームウェア更新を通じて提供される。

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