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MCUで直感的に操作可能なUIを開発できるグラフィックツールキットの最新版組み込み開発ニュース

The Qt Companyは、ローエンドのMCU上でUI開発ができるグラフィックツールキットの最新版「Qt for MCUs 1.1」を発表した。対応可能な開発ボードの追加、インストーラーの改善、イメージおよびアセットマネジメント機能を拡張している。

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 The Qt Companyは2020年4月23日、ローエンドのマイクロコントローラー(MCU)上でユーザーインタフェース(UI)開発ができるグラフィックツールキットの最新版「Qt for MCUs 1.1」を発表した。既に提供を開始しており、Webサイトから購入、評価、ダウンロードが可能だ。

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「Qt for MCUs」によるアプリケーションイメージ(クリックで拡大) 出典:The Qt Company

 Qt for MCUsは、コネクテッドデバイスや医療機器、産業用GUI、ロボティクス、家電などのMCUを搭載するローエンドデバイスに、スマートフォンのような直感性と操作性を持つGUIやHMIを提供するグラフィックツールキット。

 最新版では、新たにNXP SemiconductorsやSTMicroelectronicsの5種類の開発ボードに対応。また、インストーラーの改善により、使用するボードに関連するパッケージだけをインストールできるようになった。

 イメージおよびアセットマネジメント機能も向上し、イメージの圧縮選択やアセットのキャッシュ使用選択が可能になった。アプリケーションに応じてフットプリントを最適化できる。

 また、旧バージョンでサポートしているベアメタルに加えて、FreeRTOS(リアルタイムOS)を選択できるようになった。ドキュメントは200ページ以上追加されており、構成やタイプ、機能、アプリケーション開発のガイドラインなど、多くの情報を提供する。

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