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業務改革を支援、MRとAI技術を活用した物品分類の方法とプログラムを開発:VRニュース
KPMGコンサルティングは、MRとAI技術を活用した「物品分類方法及びプログラム」を開発した。大量の3D CADデータから対象物品と類似度が高い物品リストを作成でき、交換部品の選定などの作業時間を大幅に短縮する。
KPMGコンサルティングは2020年4月7日、MR(複合現実)とAI(人工知能)技術を活用した「物品分類方法及びプログラム」を開発し、特許を取得したと発表した。製造番号が読み取れない部品でも、数万種のデータから画像を比較した評価値を基に類似品を自動で見つけてくれる。
同プログラムは、分類したい物品の画像データと大量の物品の3D CADデータを比較し、類似度が高い物品リストを作成するアルゴリズムだ。作業現場でノイズを抑えた画像データを撮影する装置なども含まれ、交換部品の選定などの作業時間を大幅に短縮する。
同プログラムとデバイス、AIを組み合わせたソリューション「Holoman(Holographic Manufacturing)」は、製造現場での業務改革を支援する。例えば、マニュアルベースの部品の識別や熟練者の判断に頼っていた品質管理などを、画像認識AIとMRを活用することで効率化できる。
また、新入社員のOJT(On-the-Job Training)にも利用できる。教育や指導時間の短縮が可能になり、生産力向上とリソースの節約にも貢献する。
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