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ローカル5Gによるデジタルトランスフォーメーション推進を目的に協業:製造マネジメントニュース
コニカミノルタは、「ローカル5G」を活用したデジタルトランスフォーメーションを推進するパートナーとして、NECと協業する。協業活動の第1弾として、2020年10月竣工予定のコニカミノルタ開発拠点にローカル5G検証環境を整備する。
コニカミノルタは2020年3月12日、「ローカル5G」を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するパートナーとして、NECと協業することに合意したと発表した。
両社の協業活動として、まずは2020年10月に竣工予定のコニカミノルタ開発拠点「Innovation Garden OSAKA Center」高槻新棟で、ローカル5G検証環境を整備する。コアや基地局、端末などの5Gネットワーク機器はNECが提供する。
このローカル5G検証環境を用いて、コニカミノルタのIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)技術とオフィス機器、医療機器などを融合する。さらにはNECの5G、AI関連技術などとの融合を通して、産業光学システムや医療、オフィス機器の付加価値を高めていく。
なお、ローカル5G環境を整備したInnovation Garden OSAKA Centerは、パートナー企業との共同研究を進める場となるオープンラボとして提供する。
5Gの電波を携帯電話事業者以外にも割り当てるローカル5Gは、2019年12月に総務省によって制度化された。ローカル5Gの活用によって、企業や自治体が安全で安定した超高速通信の専用ネットワークを柔軟に構築できるようになることから、さまざまな領域でDXが進むことが期待される。
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