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装置のIoT化を進めるモーションコントローラー用無線LANアダプターを開発:FAニュース
山洋電気は、モーションコントローラー「SANMOTION C」用「ワイヤレスアダプタ 3A」を開発した。装置の状態をスマホやタブレットなどでモニタリングでき、装置のIoT化とメンテナンスの効率化に貢献する。
山洋電気は2020年2月28日、モーションコントローラー「SANMOTION C」用の「ワイヤレスアダプタ 3A(型番:SMC-USBW-01)」を開発し、受注を開始した。価格はオープン。ロボット、搬送装置、半導体製造装置などの用途に適している。
ワイヤレスアダプタ 3Aは、サーボシステムを構成するSANMOTION Cに接続できる無線LANアダプターだ。モーションコントローラーとサーボアンプの状態をスマートフォンやタブレット、PCなどでモニタリングでき、装置のIoT(モノのインターネット)化とメンテナンスの効率化に貢献する。
モーションコントローラーの無線LAN接続によってワイヤレスで装置の監視ができるようになり、異常の早期検出や運転状況のデータ活用など装置のIoT化を促進する。装置の運転状況やエラーの発生状況に応じた効率的なメンテナンスや、モーションコントローラーやサーボアンプのソフトウェアのアップデートも可能だ。
モーションコントローラーのUSBポートに取り付けるだけで接続でき、複雑なネットワークの構築は不要。日本のほか、北米、ヨーロッパなどの法規制に適合する。
インタフェースはUSB 2.0(Type A)に対応し、無線規格はIEEE 802.11 b/g/nに準拠する。使用周波数帯は2.4GHz。外形寸法は21.8×11.5×56.5mmで、質量は約10gとなる。
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