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放射線技師同士をつなぐ、遠隔検査プロトコル支援システムを発売医療機器ニュース

シーメンスヘルスケアは、CTやMRI検査において、経験豊富な放射線技師が、他の場所で検査機器を操作する技師を遠隔支援するシステム「syngo Virtual Cockpit」を発売した。技師が不足している地域にも高品質な検査を提供できる。

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 シーメンスヘルスケアは2020年2月26日、CTやMRI検査において、操作画面の共有や放射線技師同士による音声チャット、ビデオ通話が可能になる、遠隔検査プロトコルシステム「syngo Virtual Cockpit(シンゴ・ヴァーチャル・コックピット)」を発売した。

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「syngo Virtual Cockpit」使用イメージ(クリックで拡大) 出典:シーメンスヘルスケア

 syngo Virtual Cockpitは、ヘッドセットやWebカメラ、会議用マイクを接続して、リアルタイムに検査状況を共有できる。経験豊富な放射線技師が、他の場所で画像診断機器を操作している技師を遠隔支援できるため、検査のスピードや質が均一的に向上するだけでなく、高度な画像診断をより多くの受検者に提供できる。

 また、同システムでは、1人の放射線技師が別の場所にある画像診断機器を同時に最大3台までサポートできる。1人の技師が担当する検査の拡大が可能になることから、病院では柔軟な人員配置ができ、放射線技師が不足している地域にも、高品質な医療サービスを提供できるようになる。

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「syngo Virtual Cockpit」概要図 出典:シーメンスヘルスケア

 

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