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日産の新型「ルークス」はADASが進化、ミリ波レーダー併用で2台先の検知も車両デザイン

日産自動車は2020年2月25日、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「ルークス」の新モデルを発表した。三菱自動車との共同出資会社NMKVのマネジメントの下、日産自動車が企画、開発を担当した。今回のモデルチェンジから車名を「デイズ ルークス」からルークスに変更した。短い名称にすることでスーパーハイトワゴン市場での認知度の向上につなげる。発売日は2020年3月19日。税込み価格は141万5700円から。

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 日産自動車は2020年2月25日、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「ルークス」の新モデルを発表した。三菱自動車との共同出資会社NMKVのマネジメントの下、日産自動車が企画、開発を担当した。今回のモデルチェンジから車名を「デイズ ルークス」からルークスに変更した。短い名称にすることでスーパーハイトワゴン市場での認知度の向上につなげる。発売日は2020年3月19日。税込み価格は141万5700円から。


日産自動車 副社長の星野朝子氏と新型ルークス(クリックして拡大) 出典:日産自動車

 先進安全技術の進化と、広さや使い勝手の向上が新型ルークスの特徴となる。先進安全技術では、運転支援システム「プロパイロット」で使用する前方監視用のセンサーにミリ波レーダーを追加した。単眼カメラを使用していた従来モデルよりも遠方の先行車両を検知し、ステアリングや加減速をきめ細かく制御することが可能になった他、夜間の自動ブレーキの検知性能が向上したとしている。また、電動パーキングブレーキを採用することで、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を保持するオートブレーキホールド機能を搭載した。


アダプティブLEDヘッドライトシステムの動作イメージ(クリックして拡大) 出典:日産自動車

 2台先を走る車両までの距離や相対速度の監視にもミリ波レーダーを使用する。「スカイライン」や「エクストレイル」で採用した技術を軽自動車にも展開した。さらに、ハイビームを維持しながら対抗車両や前方車両の位置に合わせて部分的に消灯する「アダプティブLEDヘッドライトシステム」も採用する。単眼カメラで検知した車両を検知し、片側12個のLED素子を個別に制御する。

 広さに関しては、先代モデルからホイールベースを65mm増の2495mmに設定。後部座席の足元空間を80mm拡大した。また、後部座席のスライド長を先代モデル比60mmプラスの320mmとした。これにより、前方にスライドさせたときに運転席に座ったまま後部座席に手が届くようにした。車体下のセンサーにつま先をかざすで開閉するハンズフリーのオートスライドドアは両側に採用している。

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