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自動化とIoT化を強化した新工場建設、アクチュエーターやポンプ需要拡大に対応:工場ニュース
不二越は、滑川事業所にカーハイドロリクス第4工場を新設した。工場の新設や再編により、アクチュエーターとベーンポンプの生産ラインを自動化、整流化、IoT化し、生産能力の増強と生産性の改善を図る。
不二越は2020年1月16日、アクチュエーターやベーンポンプの増産に向け、カーハイドロリクス第4工場を滑川事業所(富山県滑川市)に新設したと発表した。また、既存の第3工場を再編し、両工場で今後の需要拡大に対応する。
自動車の電動化の進展に伴い、EV、HV、自動運転などに使われる、小型軽量で高性能のアクチュエーターやベーンポンプの需要が拡大している。同社は工場の新設や再編により、アクチュエーターとベーンポンプの生産ラインを自動化、整流化、IoT(モノのインターネット)化し、生産能力の増強と生産性の改善を図る。
第4工場の新設には約30億円を投資し、エコカー用ベーンポンプのラインを立ち上げた。敷地面積は約6700m2。工場の竣工は2019年11月で、同年12月から操業を開始している。
第3工場の再編は、アクチュエーターの増産対応を目的としたものだ。これまで第3工場で混流生産していたベーンポンプを第4工場に移設し、第3工場ではアクチュエーターの生産体制を強化する。
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