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位置決め機能内蔵タイプのACサーボアンプ、システム簡素化に貢献FAニュース

山洋電気は、ACサーボアンプ「SANMOTION R 3E Model」の位置決め機能内蔵タイプを発売した。豊富なアンプ容量と電源電圧に対応し、パラレル、シリアルタイプのインタフェースを備える。

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 山洋電気は2020年1月7日、ACサーボアンプ「SANMOTION R 3E Model」の位置決め機能内蔵タイプを発売した。価格はオープンで、同年2月7日から受注を開始する。

 AC100、200、400Vの電源電圧、10〜800Aの豊富なアンプ容量に対応し、パラレル、シリアルタイプのインタフェースを備える。回転テーブルや搬送系の位置決めシステムを容易に構築できる。

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パラレルタイプ 出典:山洋電気
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シリアルタイプ 出典:山洋電気

 最大254ポイントの移動情報を登録でき、回転テーブルの位置決めでは近回り動作で目的位置への最短移動が可能。また、連続動作、ポイントごとの速度、S字加減速、サーボゲイン切り替えなどが設定でき、効率的な位置決め制御を支援する。

 ポイントデータの設定はPCによる数値入力に対応し、位置決めコントローラーは不要なため、省配線、省スペースのシステム簡素化に貢献する。人が近づいた場合にはすぐに装置を停止、減速でき、かつ電源を切らなくてもモーターを止められるため、安全で効率的なシステムの構築ができる。

 インタフェースは、I/Oで動作を指令するパラレルタイプか、RS485通信で動作を指令するシリアルタイプの2種類から選択できる。制御方式は、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)によるPWM制御と正弦波駆動を採用。機能安全は、IEC 61800-5-2:2016/EN 61800-5-2:2017やSTO(Safe Torque Off)などに準拠する。

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