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モバイル超音波画像診断装置を商品化、リニアプローブなど2種を発売医療機器ニュース

ソシオネクストは、モバイル超音波ソリューション「viewphii US」を医療用超音波画像診断装置として商品化した。その第1弾として、7.5MHzリニアプローブ「VP-US L75-01」と3.5MHzコンベックスプローブ「VP-US C35-01」を発売した。

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 ソシオネクストは2020年1月9日、医療機器メーカー向けにデザインキットとして提案してきたモバイル超音波ソリューション「viewphii US (ビューフィー・ユーエス)」を、医療用超音波画像診断装置として商品化したと発表した。第1弾として、7.5MHzリニアプローブ「VP-US L75-01」と3.5MHzコンベックスプローブ「VP-US C35-01」を同日、発売した。

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7.5MHzリニアプローブ「VP-US L75-01」 出典:ソシオネクスト
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3.5MHzコンベックスプローブ「VP-US C35-01」 出典:ソシオネクスト

 viewphii USでは、超音波を発生する素子を同時に32チャンネル駆動する「パルサ LSI」、32チャンネルの音波同時受信やアナログ-デジタル変換などを実行する「超音波画像生成 LSI」、これら2つのLSIを処理する「システム制御 LSI」の3種類の専用LSIを独自に開発。この3つのLSIに、超音波診断装置が必要とする主要機能を内蔵することで、バッテリーを含めて165gという小型軽量化に成功した。

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左から、「パルサ LSI」「超音波画像生成 LSI」「システム制御 LSI」(クリックで拡大) 出典:ソシオネクスト

 これらの装置は日本国内で薬事認証を取得しており、今後は海外展開も視野に入れる。また、製品化の第2弾として中級機種に向けた新しい専用LSIの開発中で、2020年上期には試作機による画像確認を実施する見込みだ。

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