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顧客課題に応じて最適なAIを提供、AI研究の専門組織を設立製造マネジメントニュース

マクニカがAI研究の専門組織「AI Research and Innovation Hub」を新設した。同組織の構成メンバーはITとOTの両方の知見を持ち、ヒアリングから得た顧客の課題に応じて実務に適用できる最適な技術、手法を選定して提供する。

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 マクニカは2019年12月17日、AI(人工知能)研究の専門組織「AI Research and Innovation Hub(ARIH)」を新設した。

 同社は、2017年にIoT(モノのインターネット)やAIに取り組む事業本部を立ち上げ、製造業や流通小売業の顧客に対してAIとデータを活用して生産効率や品質を向上するトータルソリューションを提供してきた。

 その後、急速に進展するAI分野に関して、研究調査や評価を実施する専門的な組織が必要であるとして、2018年10月にARIHの原型となるグループを設立した。同グループは累積600本以上の論文調査や多種のアルゴリズム開発、100件以上のAIを研究から実運用へ適用させた実績を持つ。

 同グループの成果を踏まえて正式発足したARIHは、マクニカグループ全社を横断する組織であり、ITとOTの両方の知見を持つ構成メンバーのうち、20%がグローバル人材だ。ARIHではヒアリングから得た顧客の課題に応じて、実務に適用できる最適な技術、手法を選定して提供する。

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