アマダ、高速・高機能ベンディングマシンを日米同時発売:FAニュース
アマダは、高速・高機能ベンディングマシン「HRB」「HRB-ATC」シリーズを日米同時に発売した。操作性を向上し、全自動金型自動交換装置を搭載している。
アマダは2019年11月26日、高速・高機能ベンディングマシン「HRB」「HRB-ATC」シリーズを同月より日米同時に販売開始したと発表した。価格は、「HRB-1303」が2076万円〜、「HRB-1003ATC」が4740万円〜(各税別)。年間250台の販売を目指す。
各シリーズのNC装置「AMNC 3i」には、「LITEモード」を搭載。オペレーター認証や23言語に対応し、操作ナビゲーションによりユーザーに合わせた画面を表示できる。曲げ形状は、形状タッチ入力によって作成でき、図面を見ながら簡単に曲げ加工のプログラムを作成可能だ。
油圧ピストンポンプおよびサーボモーターのハイブリッドドライブシステムにより、高速で安定した曲げ加工が可能。従来のベンディングマシンに比べ、オープンハイトとストロークをそれぞれ150mm広げており、深曲げ、箱曲げに対応している。
曲げ角度を自動補正する接触式角度センサーや、材料の腰折れを防止し、作業者の負担軽減と安定加工ができる追従装置などのオプション機能も用意している。
HRBシリーズはオプションで、HRB-ATCシリーズは標準で、「V-factory」に対応。同社のIoT(モノのインターネット)サポートセンターがユーザーのマシンの稼働実績や加工コストを可視化し、生産効率を向上させるためのサポートを提供する。
また、HRB-ATCシリーズには、全自動金型交換装置を標準搭載した。金型レイアウトを自動化し、金型交換が不要なため、変種変量生産の生産性の向上に貢献する。
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