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「C-HR」のEVにeAxle採用のアイシン、ドライバーモニターでの“おもてなし”も東京モーターショー2019(2/2 ページ)

アイシングループは、「第46回東京モーターショー2019」に出展し、ハイブリッド車向けの電動システムをはじめとするさまざまな電動技術を披露。また、コンセプトカーの「i-mobility TYPE-C」は、ドライバーモニターの技術を活用した“おもてなし”を体験できる。

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左半分と右半分で異なる構成の体験型コンセプトカー「i-mobility TYPE-C」

 アイシングループの展示スペース中央に設置されたのは、「CES 2019」で初披露された体験型コンセプトカー「i-mobility TYPE-C」である。車両の左半分が自動運転オーナーカー、右半分が自動運転リムジンカーという構成になっており、多様化するモビリティ社会でのさまざまなユーザーや乗車状況を想定した技術やサービスを体験できることが最大の特徴だ。

「i-mobility TYPE-C」の外観
「i-mobility TYPE-C」の外観。上方にある画面は、乗員の動きをモニターするシステムの画面(クリックで拡大)
自動運転リムジンカー側から見た状態自動運転オーナーカー側から見た状態 「i-mobility TYPE-C」を自動運転リムジンカー側から見た状態(左)。赤丸で示したフロントガラス上部にカメラを設置している。自動運転オーナーカー側から見ると、一般的な車両に見えなくもない(右)(クリックで拡大)

 今回の東京モーターショーでは、先進運転支援技術の1つであるドライバーや乗員の状態をモニターするシステムを新たに搭載。乗員の動きや状況に合わせたドアの開閉やシートの調整、忘れ物のお知らせなど、快適な移動のための“おもてなし”を体験できるようになっている。

 アイシングループは2006年に「レクサスGS」で顔向き検知で、2008年に「クラウン」で顔向きと眼の開閉検知で、世界初のドライバーモニターシステムの採用を実現している。現在は、2020年以降の採用に向けて、従来の機能に視線検知も加わったシステムを開発中で、乗員の骨格から車室内の様子を検知する技術の開発にも取り組んでいるという。

ドライバーモニターシステム開発の歴史と今後の方向性
アイシングループにおけるドライバーモニターシステム開発の歴史と今後の方向性(クリックで拡大) 出典:アイシングループ

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