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BYDとトヨタが中国向けEVを共同開発、2020年代前半に発売電気自動車

比亜迪(BYD)とトヨタ自動車は2019年7月19日、電気自動車(EV)の共同開発契約を締結したと発表した。2020年代前半にトヨタブランドで中国市場に導入することを目指し、セダンタイプと低床SUVタイプのEVを開発する。その車両に搭載する駆動用バッテリーの開発も進める。

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 比亜迪(BYD)とトヨタ自動車は2019年7月19日、電気自動車(EV)の共同開発契約を締結したと発表した。2020年代前半にトヨタブランドで中国市場に導入することを目指し、セダンタイプと低床SUVタイプのEVを開発する。その車両に搭載する駆動用バッテリーの開発も進める。

 BYDは1995年に電池事業で創業し、現在は電動車や大型蓄電池を含めたトータルエネルギーソリューションを提供する。電動車の主要部品である電池やモーター、パワーエレクトロニクス部品は自社開発している。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)を合わせた販売実績は、2015年以降4年連続で世界トップだ。

 トヨタ自動車は2019年6月に開いた記者会見で、プライムアースEVエナジーや、パナソニックと準備中の新会社に加えて、GSユアサや東芝、豊田自動織機、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)やBYDと協力する方針を発表した。ハイブリッド車やPHV、EV向けにより多くの電池を短期間で供給することが目的だ。

 トヨタ自動車は中国メーカーの電池を中国向けモデルで採用する予定だ。CATLとの包括的パートナーシップも締結済み。CATLとトヨタ自動車は、中国の新エネルギー車(NEV)用電池の開発、供給と、電池システム向け新技術の開発、セルの品質向上、電池のリユースとリサイクルなど幅広い分野で協力を検討している。

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