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トヨタとCATLが新エネ車用電池で包括提携「魅力ある電動車開発と普及に取り組む」電気自動車

中国の大手リチウムイオン電池メーカーである寧徳時代新能源科技(CATL)とトヨタ自動車は2019年7月17日、中国政府が普及を進めている新エネルギー車(NEV:New Energy Vehicle)用電池の安定供給と発展進化に向けて包括的パートナーシップを締結したと発表した。

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 中国の大手リチウムイオン電池メーカーである寧徳時代新能源科技(CATL)とトヨタ自動車は2019年7月17日、中国政府が普及を進めている新エネルギー車(NEV:New Energy Vehicle)用電池の安定供給と発展進化に向けて包括的パートナーシップを締結したと発表した。併せて、新技術の開発や品質の向上、リユースやリサイクルなどの幅広い分野における提携の検討も開始した。

 今回の発表で両社は「電動車を普及させるためには、電池の安定的な供給はもとより発展進化が必要であると考えており、両社で体制を整え具体的な取り組みを進めていく」「CATLの電池開発、供給力と、トヨタの電動車および電池開発技術を持ち寄り、魅力ある電動車の開発とさらなる普及に取り組む」としている。

 CATLは、中国をはじめ多くの自動車メーカーから認められているリチウムイオン電池メーカーだ。車載用途では世界トップシェアで、中国の地場自動車メーカーの他、日産自動車やホンダ、BMW、フォルクスワーゲン(Volkswagen)なども採用している。

 一方のトヨタ自動車も、EV(電気自動車)の事業戦略を加速している。ダイハツ工業やスズキ、SUBARUなどとEVプラットフォームの共同開発を進めつつ、パナソニックとの間で車載リチウムイオン電池の合弁会社の設立も発表している。

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