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VWとフォードの協業がEVと自動運転に拡大、フォードは欧州でEV60万台:製造マネジメントニュース
Volkswagen(VW)とFord Motor(フォード)は2019年7月12日(現地時間)、記者会見を開き、自動運転と電気自動車に関して提携をグローバルに拡大すると発表した。
Volkswagen(VW)とFord Motor(フォード)は2019年7月12日(現地時間)、記者会見を開き、自動運転と電気自動車に関して提携をグローバルに拡大すると発表した。VWはフォード傘下の自動運転ベンチャーArgo AIに26億ドルを投資する。Argo AIはドイツのミュンヘンに拠点を新設し、開発する自動運転システムは欧州と米国に展開していく。また、フォードはVWの電気自動車(EV)プラットフォームの採用を決定し、欧州向けのEV展開を強化する。
Argo AIへの出資比率はVWとフォードで同等とし、VWはフォードからArgo AI株を買い取る形で出資する。VWとフォードでArgo AIの株式の過半数を保有する。Argo AIが開発する自動運転システムの最初の顧客はVWとフォードになり、欧州と米国からレベル4の自動運転システムを展開する。
記者会見では、電動化に関しても提携を拡大することを発表した。フォードは2023年に欧州で展開するゼロエミッション車に、VWのEVアーキテクチャ「MEB」を採用する。VWはFord MotorにMEB関連部品やコンポーネントを供給する。フォードはMEBを採用し、6年間で60万台以上のEVを欧州に投入する。
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