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VWグループは2028年に中国でEV1160万台を生産、現地開発力も強化電気自動車

Volkswagen(VW)グループは2019年4月15日(現地時間)、中国で1160万台の電気自動車(EV)を生産する電動化戦略を発表した。現地の合弁会社と協力して生産体制を強化する。中国向け製品の開発強化のため、グループ全体が協力する組織体制も設ける。充電サービスに関する新会社も設立する。

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 Volkswagen(VW)グループは2019年4月15日(現地時間)、2028年に中国で1160万台の電気自動車(EV)を生産する電動化戦略を発表した。現地の合弁会社と協力して生産体制を強化する。中国向け製品の開発強化のため、グループ全体が協力する組織体制も設ける。充電サービスに関する新会社も設立する。

 まずは2019年に中国向けラインアップを全て電動化し、14モデルのNEV(New Electrical Vehicle)(※)を投入。2020年にEV向けに新開発したプラットフォームを採用した2車種も展開する。

(※)新エネルギー車、新エネ車。EVだけでなく、プラグインハイブリッド車や燃料電池車もNEVに含まれる。

 VWグループは2028年にグローバルで2200万台のEVを生産する計画で、中国がその過半数を占めることになる。これに向けて、中国自動車メーカーとの合弁会社3社が生産体制を強化する。

 第一汽車(FAW)との合弁であるFAW VWと、上海汽車(SAIC)との合弁であるSAIC VWは、VWが展開するEVのモジュールプラットフォーム「MEB」(Modularer Elektrifizierungsbaukasten)に対応した工場の建設をそれぞれ進めている。2020年に両工場が稼働を開始すると、EVの生産能力は年間60万台上乗せされる。江淮汽車(JAC)との合弁であるJAC VWは、VWグループのSEAT(セアト)と共同で、よりコンパクトなNEVを生産するプラットフォームの開発を進めている。

 電動車の投入に合わせて充電の利便性を向上するため、StarCharge、第一汽車、江淮汽車と提携し、家庭用充電器と、公共充電ネットワークを2019年末から展開する。また、VW中国法人の子会社Mobility Asiaは、最も近い充電ステーションを探すためのコネクテッドサービスを提供する。

 中国向け製品と将来技術の開発を強化するため、「ONE R&D」という新しい組織体制を設けた。VW中国法人とVWの乗用車ブランド、Audi(アウディ)、グループR&Dが協力する。中国では2019年に8種類のSUVを投入する計画で、このうち5モデルが中国専用となる。コネクティビティやエネルギー効率、安全性、快適性などの分野で先進技術に対するニーズに応えるとしている。

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