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アズビルの湘南工場新生産棟が完成、マザー工場として稼働:工場ニュース
アズビルは、神奈川県高座郡寒川町の湘南工場内に新生産棟を建設した。azbilグループのマザー工場として稼働を開始し、グローバル生産体制における中核拠点としての活用を進める。
アズビルは2019年5月31日、神奈川県高座郡寒川町の湘南工場内に新生産棟を建設し同年4月に完成したと発表した。azbilグループのマザー工場として新生産棟の稼働を開始し、2018年6月に湘南工場内に完成した新事務棟とともに、湘南工場をグローバル生産体制における中核拠点としての活用を進める。
新事務棟と新生産棟の建築面積は4480m2、延床面積は1万2700m2。主な生産品種は、プロセスオートメーション、FA、ビルディングオートメーション用のシステム製品や、スイッチおよびセンサーなどのコンポーネント製品となる。
マザー工場とは、技術開発拠点である藤沢テクノセンターと湘南工場との連携によって、4M(Man、Machine、Material、Method)の革新を目指す工場機能を示す。「生み出す」「実証する」「リードする」の3機能を備えていることが特徴だ。
azbilグループは、2013年から国内外の生産拠点の再整備を進めてきた。また、開発と生産の機能最適配置を図ることで、グループ開発や生産体制の再編に取り組んできた。今回、主力工場である湘南工場に建設した新たな事務棟、生産棟に伊勢原工場を統合し、グループ生産全体の効率化を進めるとしている。
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