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スペインの3Dプリンタメーカーと日本総代理店契約を締結3Dプリンタニュース

3D Printing Corporationは、スペインの3DプリンタメーカーBCN3D Technologiesと日本総代理店契約を締結した。日本国内でのBCN3Dの高性能3Dプリンタの販売とサポートを強化する。

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高性能3Dプリンタの販売とサポートを強化

 3D Printing Corporationは2019年5月22日、スペインの3DプリンタメーカーBCN3D Technologies(BCN3D)と、日本総代理店契約を締結したと発表した。日本国内における、BCN3Dの独立型デュアルエクストルーダー(IDEX)システム搭載の高性能3Dプリンタの販売とサポートを強化する。

 今回の提携により、BCN3Dの最新3Dプリンタ「Sigma R19」とビルド容積が大きい「Sigmax R19」を日本国内で提供する。いずれもIDEXシステムを搭載した卓上サイズの高性能FFF(熱溶解積層)方式3Dプリンタで、自動車産業などの製造業、医療、建築、教育分野で利用されている。

左:「Sigma R19」、右:「Sigmax R19」
左:「Sigma R19」、右:「Sigmax R19」(クリックで拡大) 出典:3D Printing Corporation

 両プリンタとも、IDEXシステムにより、2種類の材料や2色のフィラメントを使用できる。左右対称のパーツを一度にプリントできるミラーモードや、同じパーツを両方のヘッドで同時プリントする複製モードを搭載。プリント時間を削減し、製造量を2倍に高めた。

 また、イギリスのホットエンドメーカーE3Dが提供するホットエンドを採用。さまざまな環境でスムーズな押し出しに対応し、より精細で正確なプリントができる。

 他にも、Bondtechのデュアルドライブギアを活用し、フィラメント滑りを解消した。このドライブシステムは、トルクを増加し、フィラメントのグリップとコントロールを増加させるという。

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