ニュース
新たな射出成形サービスとして、特殊シボ加工と反り解析を提供開始:メカ設計ニュース
プロトラブズは、射出成形サービスにおける「特殊シボ加工サービス」と「反り解析サービス」を開始した。特殊シボ加工サービスは、日本エッチングの番手指定による特殊シボ加工サービスが利用可能になった。
「特殊シボ加工」と「反り解析」のサービスを追加
プロトラブズは2019年4月11日、射出成形サービスにおける「特殊シボ加工サービス」と「反り解析サービス」を開始したと発表した。
特殊シボ加工サービスは、同社が提供する樹脂射出成形向けの2種類のブラスト表面仕上げに加え、日本エッチングの番手指定による特殊シボ加工サービスが利用可能になった。シボ加工を施すことにより、外見と感触が向上。また、滑り止め効果に加え、ヒケやウェルドラインを目立たなくする効果が得られる。
反り解析サービスは、従来の射出成形の製造性解析サービスに追加された「反り解析」のオプションにより、射出成形の主な不具合である「反り」を予測。反りの発生箇所や程度に応じて色や数値で可視化し、設計段階での対策を可能にした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- プロトラブズ日本法人社長の今井氏、日本市場開拓を強化
プロトラブズは2018年10月16日、日本における事業戦略説明会を開催した。プロトラブズ本社のCEO ヴィッキー・ホルト氏は、同社のグローバルの財務実績と今後の事業戦略を明かした。2018年7月に同社日本法人の社長に就任した今井歩氏も登壇し、日本法人の今後の取り組みについて説明した。 - プロトラブズのCNC切削加工で無酸素銅のC1020に対応、標準納期は3営業日
プロトラブズの日本法人が新たにCNC切削加工サービスで無酸素銅「C1020」に対応。CNCマシニング加工で標準納期は3営業日。 - 水彩スケッチツール「w-lette」の製造でプロトラブズを利用
プロトラブズは、ダブレット・ラボの水彩スケッチツール「w-lette」の製造において、同社の射出成形サービスが採用されたと発表した。Web見積もりシステムの利便性と人的サポートの適切さが採用の決め手になった。 - 小ロット生産サービスのプロトラブズ、試作だけでなく量産用途も強化
プロトラブズは、「第29回 設計・製造ソリューション展(DMS2018)」(2018年6月20〜22日、東京ビッグサイト)において、最新の小ロット量産の事例や新規対応材料などを披露した。 - プロトラブズ本社が小ロットの最終製品向けサービスを提供、日本法人では生産能力を増強
プロトラブズ本社は小ロットの最終製品生産向けサービスを整備。デジタル検査サービスも提供している。日本法人では需要拡大に対応するための生産能力拡大を実施した。プロトラブズ全社としては、特に切削加工の売り上げで顕著な伸びがあった。 - 工業用測定器や大手メーカーの開発現場でもプロトラブズ、モベリオやおむつポンでも
プロトラブズは「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」(2017年6月21〜23日、東京ビッグサイト)において、日本電色工業やシヤチハタ、セイコーエプソンなど国内の顧客事例を披露した。