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デルタ電子が6軸ロボットに参入、スマート工場ソリューションとして提案産業用ロボット

デルタ電子は2019年4月17日、開催中の「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)」(2019年4月17〜19日、幕張メッセ)会場で記者会見を行い、同社のグローバルおよび国内の取り組みについて紹介した。その中で新たに、6軸ロボットを国内市場に投入しスマートファクトリーソリューションを強化していく方針を示した。

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 台湾のデルタ電子は2019年4月17日、開催中の「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)」(2019年4月17〜19日、幕張メッセ)会場で記者会見を行い、同社のグローバルおよび国内の取り組みについて紹介した。その中で新たに、6軸ロボットを国内市場に投入しスマートファクトリーソリューションを強化していく方針を示した。

スマート工場ソリューションとコストパフォーマンスで勝負

 新たに投入予定なのは6軸垂直多関節ロボット「DRVシリーズ」である。アーム長が710mmの「DRV70V」と900mmの「DRV90L」の2モデルを用意する。可搬能力は7kgである。

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デルタ電子が新たに国内に投入することを発表した6軸のロボットアーム(クリックで拡大)
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デモのシステム構成図とロボットの特徴(クリックで拡大)出典:デルタ電子

 デルタ電子では、2018年に4軸のスカラロボットを国内に投入することを発表し1年間提案を進めてきた。まだ販売実績はないというが「引き合いは数多くもらっている。提案を進めている状況だが実績もそのうち出てくる」(デルタ電子)とする。引き合いがある業界は電子機器製造業や食品製造業などで「特にコストパフォーマンスから従来使えなかった領域で使えるということで評価をいただいている」(デルタ電子)としている。

 6軸の多関節ロボットでの展開も同様にコストパフォーマンスを武器にしていく方針である。価格については「具体的にはまだ決まっていないので何とも言えないが、スカラロボットでは標準的なロボットの価格に対して、2〜3割の価格優位性を示すことができた。6軸ロボットでも同様の価格差が実現できると考えている」(デルタ電子)とする。

 加えて、強みとするのが、スマートファクトリーソリューションとして、周辺のソリューションを組み合わせて導入するというソリューション提案だ。デルタ電子では全世界に37の工場があり、これらでさまざまな自動化を現在進めている状況である。これらで得たノウハウや汎用的に使える一連のソリューションをパッケージとして販売することを目指す。

 「ロボットインテグレーターなどの開拓はまだまだ必要で現在も進めているところだ。ただ、ソリューションをデルタ電子の工場内で組み上げて納品するようなことも可能で、ニーズに合わせて柔軟に取り組んでいく」(デルタ電子)としている。

協働ロボットの提案も

 テクノフロンティア2019ではこの6軸ロボットの提案に加え、スカラロボットの協働ソリューションの提案も行った。これは、スカラロボットに接触停止機能を付け加えた他、センサーにより「速く動く」「ゆっくり動く」「超低速で動く」の3段階で動作を分け、作業効率と安全性の両立を目指したものである。

 製品化の予定は決まっていないというが「高コストパフォーマンスで協働ロボットの活用に合う部分では提案できると考えている。まだ技術的に詰めないといけない領域は多いが、反応を見て製品化を進めていく」(デルタ電子)としている。

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スカラロボットの協働化ソリューション。センサーにより床の色分けの通り3段階でスピードを変換する(クリックで拡大)

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