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積層信号灯による「簡単見える化」で海外市場開拓へ、パトライトの挑戦ハノーバーメッセ2019

パトライトは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、「AirGRID」など積層信号灯を活用した簡単見える化ソリューションを紹介した。インダストリー4.0などで工場内のデータ活用が広がりを見せる中、海外での販路拡大に取り組む方針である。

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 パトライトは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、「AirGRID」など積層信号灯を活用した簡単見える化ソリューションを紹介した。インダストリー4.0などで工場内のデータ活用が広がりを見せる中、海外での販路拡大に取り組む。

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ハノーバーメッセ2019に出展したパトライトのブース(クリックで拡大)

積層信号灯による簡単見える化で注目

 積層信号灯などで多くの導入実績を持つパトライトだが、インダストリー4.0などが注目される以前である2011年に、工場内に設置されている信号灯に設置するだけで、信号灯がどういうステータスにあるかというのを無線で送ることができる「AirGRID」を製品化。当初はそれほど反応がなかったとしているが、インダストリー4.0やスマートファクトリーなどが注目を集めるようになってから国内では人気が出始め、「簡単見える化」ソリューションとして大きな注目を集めるようになった。

 こうした国内での人気に合わせて、海外での販売拡大を目指して2018年からハノーバーメッセに再出展。2019年も2年連続で出展した。国内では積層信号灯では大きなシェアを握るが「海外ではほとんど知名度がない」(ブース説明員)。インダストリー4.0の流れに合う「AirGRID」で企業としてのパトライトの認知度向上にもつなげたい考えである。

 出展の手応えについて「似たようなソリューションは海外でもあるが、関心も高く、ニーズがあることは感じている。欧州などで展開するにも導入パートナーなどが必要となるので、まずはパートナーの獲得を進めていく」(同)としている。

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