生体情報センシング技術を活用したストレス可視化ソリューションを発売:ウェアラブルニュース
ミツフジは、ストレス可視化ソリューション「hamon for stress」のサービス提供を開始する。独自の生体情報センシング技術を活用して可視化しにくかったストレスを定量化し、職場環境を見える化する。
ミツフジは2019年3月1日、ストレス可視化ソリューション「hamon for stress」のサービスを同月より提供開始すると発表した。独自の生体情報センシング技術を活用して可視化しにくかったストレスを定量化し、職場環境を見える化する。
hamon for stressは、ストレスチェックだけでは見えなかったリスクを生体情報によって可視化する。客観的に分析したレポートを基に、高ストレス者にストレス対策メニューを提供する他、企業向け総合評価レポートを基にした対策、継続利用によってPDCAサイクルを回す。
これらのサービスにより、企業の休職者関連のコストを削減する。同時に、企業イメージの向上、生産性、創造性の向上につなげ、企業が従業員の健康に配慮することで経営面での成果が期待できる。
1ID当たりのセットメニューは、hamonウェア3着、トランスミッタ―1台(充電用USBケーブルtypeBは別途購入が必要)、クラウドサービス料、ストレス対策メニュー、バイタルデータによる環境、個人分析レポートとなる。
一時的なアンケートによる点数集計の分析を基にしたストレスチェックでは、誤った判断を誘発してしまうリスクがある。ストレスを可視化するhamon for stressを活用することで、従来のストレスチェックによる主観データに加え、生体情報を基にした客観的なデータで、メンタルヘルスの社内改善を目指す。
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