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スバル初のプラグインハイブリッド車が年内に米国発売、EV走行距離は27km電気自動車

SUBARU(スバル)は2018年11月20日、同社初となるプラグインハイブリッド車「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を年内に米国で発売すると発表した。

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スバル初となるプラグインハイブリッド車「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」(クリックして拡大) 出典:スバル

 SUBARU(スバル)は2018年11月20日、同社初となるプラグインハイブリッド車「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)(※)」を年内に米国で発売すると発表した。

(※)クロストレックは日本名XV

 モーターのみで走行するEV走行距離は17マイル(約27km)。燃費は90MPGe、走行距離は最大480マイル(約772km)となる。1000ポンド(約454kg)までのトーイング(けん引)に対応することで、ガソリンエンジンモデルと同様にさまざまなアクティビティーをサポートする。クロストレック ハイブリッドはロサンゼルスオートショー2018(プレスデー:2018年11月28〜29日、一般公開日:同月30日〜12月9日)に出展する。

 クロストレック ハイブリッドは、専用に新開発した排気量2.0l(リットル)の4気筒水平対向直噴エンジンと2つのモーターを組み合わせたCVTを搭載。ガソリンエンジン車と同様の低重心とシンメトリカルな構成を実現した。エンジンを使うハイブリッド走行時はモーターアシストにより、滑らかで応答性の高い力強い加速を行う。リチウムイオン電池は荷室の下に配置している。バッテリーの容量は8.8kWh。パッケージングでは、バッテリーなどプラグインハイブリッド化に伴う部品の追加が快適性や使い勝手に与える影響を最小限にとどめた。

家庭の電源からの充電にも対応した(左)。車名のロゴもプラグインハイブリッド車であることを示す(右)(クリックして拡大) 出典:スバル

 車台は「スバルグローバルプラットフォーム」を採用、重量増に対応してフレームを強化した。バッテリーに衝突時のエネルギーが直接及ばないように前後にサポートフレームを設け、ケースで保護することで漏電を防ぐ。さまざまな衝突試験で安全性能を検証した。同プラットフォームの採用により、質感の高い走りを実現したとしている。プラグインハイブリッド化により重量が増加しているが、高い危険回避性能を確保したという。回生ブレーキとメカニカルブレーキを組み合わせた電子制御ブレーキを採用する。

 ボディーサイズは全長175.8×全幅71.0×全高62.8インチ(全長4465×全幅1803×全高1595mm)。燃料タンク容量は13.2ガロン(米国液量で約50l)。

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