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インフルエンザの陽性陰性を約5秒で判定する診断用医療機器:医療機器ニュース
デンカ生研は、インフルエンザウイルス検査キット「クイックナビ−Flu2」専用の光学密度測定分析装置「クイックナビリーダー」を発売した。検査キットのテストラインなどを読み取り、約5秒で結果を表示する。
デンカ生研は2018年10月23日、インフルエンザ診断用医療機器「クイックナビリーダー」を発売した。同社のインフルエンザウイルス検査キット「クイックナビ−Flu2」専用のデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置となる。
従来のインフルエンザ検査では、検査キットに出現したラインを医療従事者が目視で確認する。クイックナビリーダーは、光学センサーでクイックナビ−Flu2のテストラインやコントロールラインを撮像・画像解析し、設定された閾値と比較することで陽性陰性を判定する。そのため、目視のように判定ラインの強度に個人差が生じることなく、客観的に同じ結果を得られる。
クイックナビリーダーは、「スグヨミトリモード」「ジドウヨミトリモード」の2つの読み取りモードを選択できる。スグヨミトリモードは、判定時間が経過した後のテストデバイスを挿入すると、約5秒で結果を表示する。
ジドウヨミトリモードでは、試料滴加後すぐに挿入されたテストデバイスを1分ごとに読み取り、陽性の閾値以上になった時点で結果を表示する。最短1分での判定が可能で、デバイス挿入後は、結果判定まで全て自動で実行する。
クイックナビ−Flu2と、クイックナビリーダーとを組み合わせることにより、インフルエンザ診療の効率化が図れる。
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