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熱感知に必要な機能を1ボックスに収めた線形熱感知器:FAニュース
横河電機は、設備の異常監視、火災検知に適した線形熱感知器「DTSX1」を発売した。表示器や接点出力などの機器を50×50×25cmの1ボックスに収め、アラーム設定など熱感知に必要な機能を装備した。
横河電機は2018年9月21日、設備の異常監視、火災検知に適した線形熱感知器「DTSX1」を発売した。火災検知規格に対応するため、設備の異常監視、火災検知のアプリケーションに特化し、熱感知に必要な機能を搭載した。
DTSX1は、表示器や接点出力などの機器を50×50×25cmの1ボックスに収め、アラーム設定など熱感知に必要な機能を装備した。標準の光ファイバーケーブルと合わせて、火災検知用の熱感知システムとして容易に導入できる。
汎用光ファイバー温度センサーに比べ、機器の準備から設定完了までの期間を約30%短縮した。最大4チャネルの入力が可能で、各16kmまでの光ファイバーケーブルで測定できる。測定チャネル数は1、2、4チャネルの3種類のモデルから、また、光ファイバーケーブルの測定距離レンジは、2、4、6、8、10、16kmから選択できる。
また、同社のデータロギングソフトウェア「GA10」に、DTSX1専用の監視画面を用意。個々のアプリケーションに適した監視画面により異常を察知し、異常個所を特定できる。
主な市場は、鉄鋼、電力、化学、非鉄、紙パルプ、石油ガスなどのプラント。用途として、石炭搬送ベルトコンベヤーの火災検知や、各種プラントにおける電力ケーブルラックの異常温度監視などを想定している。
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