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統合ロボットシミュレーター向けプラグインのランタイムライセンスを発売ロボット開発ニュース

ブイエムシーは、統合ロボットシミュレーター「Choreonoid」向けのAGX Dynamicsプラグイン動作用のランタイムライセンスの販売を開始する。同社と産総研の共同研究によって開発された。

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 ブイエムシーは2018年7月18日、統合ロボットシミュレーター「Choreonoid(コレオノイド)」向けのAGX Dynamicsプラグイン動作用のランタイムライセンスを発売すると発表した。1ライセンス当たり5台のハードウェアで使用できるレンタルライセンスを予定しており、販売予定価格は教育機関向けが年間10万円、企業・研究機関向けが年間40万円(いずれも税別)だ。

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Choreonoid(AGX Dynamicsプラグイン)画面(クリックで拡大) 出典:ブイエムシー

 AGX Dynamicsプラグインは、産業技術総合研究所が開発するChoreonoid向けの製品で、同社と産総研の共同研究によって開発された。Algoryxが開発する高機能物理エンジン「AGX Dynamics」の一部機能を実装しており、さまざまな開発要素を含む複雑な災害対応ロボットの開発を支援する。

 同プラグインにより、クローラモデルの不整地踏破、階段昇降などの精緻なシミュレーションが追加される他、消化ホースなどを模したワイヤ状の物体の再現、多量ながれきなどの除去や運搬作業ができる。また、シミュレーションの安定性を向上。同時にシミュレーションできる環境の規模も拡大する。

 なお、Choreonoidはオープンソースソフトウェアで無償で使用可能。ライセンスは、同プラグインを動作させる際に必要となる。

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